近年、エネルギー価格の高騰が欧州の製造業に打撃を与えている。多くの製紙工場や製鉄所が、生産削減や操業停止を発表している。
電気料金の急騰は、エネルギー集約型の鉄鋼業界にとって深刻な懸念事項となっている。ドイツで最初に操業を停止した工場のひとつ、バイエルン州マイティンゲンのレヒ・シュタールヴェルケ社は、すでに生産を停止している。「生産を続ける経済的な意味がない」と、同社の広報担当者は述べている。ロシアとウクライナの紛争は、この状況をさらに悪化させている。
同社によると、この電気製鉄所は年間100万トン以上の材料を生産し、人口約30万人の都市と同量の電力を消費している。子会社を含め、同社はこの拠点で1000人以上を雇用している。また、バイエルン州唯一の製鉄所でもある。(南ドイツ新聞)
ドイツに次ぐ欧州連合第2位の製造大国であるイタリアは、高度に発達した製造業を有している。しかし、近年の原油・天然ガス価格の高騰は、多くの企業に圧力をかけている。13日付のABCウェブサイトの報道によると、イタリア国内の炭素鋼・ステンレス鋼工場数社も、最近になって一時的な操業停止を発表した。一部の企業は、天然ガス価格が落ち着くまで本格的な生産再開を待つ予定だと述べている。
データによると、先進工業国であるイタリアは、ヨーロッパで4番目、世界で8番目に大きな経済規模を誇る。しかし、イタリアの工業用原材料やエネルギーの多くは主に輸入に依存しており、イタリア国内の石油と天然ガスの生産量は、それぞれ国内市場需要の4.5%と22%しか満たせていない。(CCTV)
同時に、中国の鉄鋼価格も影響を受けているものの、価格上昇は依然として制御可能な範囲内にとどまっている。
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投稿日時:2022年3月16日

